「恋する乙女」(遊戯王GXに登場するカード)に対する反応は、全体的に「弱い」という評価が支配的ですが、一部でそのユニークな効果やネタとしての魅力が評価されています。以下に、強さ・弱さに関する反応をまとめます。
弱いという反応
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低いステータスと扱いづらさ
「恋する乙女」はレベル2、光属性、魔法使い族で、攻撃力400、守備力300とステータスが非常に低く、単体では戦闘にほとんど貢献できません。また、乙女カウンターを乗せるには相手からの攻撃を受ける必要があり、能動的に効果を発動しづらい点が弱点として指摘されています。 -
コンボの難易度
効果を発動するには「キューピッド・キス」や「ハッピーマリッジ」といった関連カードが必要ですが、これらを揃えるのが難しく、ライフポイントの消費や防御札の不足により安定感が低いとされています。デュエルリンクスでは「ワンキルデッキ」として使われることもあるが、環境トップデッキと比べると安定性に欠け、ネタデッキの域を出ないとの声が多いです。 -
時代遅れの性能
アニメ登場時は演出重視のカードであり、OCG化された際もその効果は現代の高速化された環境では物足りないと評価されています。たとえば、コントロール奪取には複数ターンの準備が必要で、現在のメタでは実用性が低いとの意見が目立ちます。
強いという反応
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OCG化での強化
アニメ版と比べ、OCG版では「キューピッド・キス」と「ディフェンス・メイデン」の効果が統合され、守備表示でも戦闘破壊耐性を持つようになりました。これにより、コントロール奪取や戦闘での粘り強さが向上し、特定の状況では有用とされています。 -
ネタデッキとしての魅力
「恋する乙女」はそのコミカルな効果(相手モンスターに「乙女カウンター」を乗せてコントロールを奪う)やアニメでの演出がファンに愛されており、ファンデッキやテーマデッキとしての楽しさが評価されています。特に「E・HEROフェザーマン」とのシナジーを活かしたデッキ構築は、楽しさを重視するプレイヤーに好まれます。 -
特定のコンボでの可能性
スプライトなどと組み合わせることで、乙女カウンターを活用したコントロール奪取が理論上可能との意見も一部で見られます。ただし、これは高度な構築が必要で、一般的には実用的でないとされています。
総評
「恋する乙女」は競技環境では明確に「弱い」カードなものの原作再現として楽しみたいカード。攻撃表示で戦闘破壊されないので強制転移などを筆頭にコントロール奪取やモンスター攻撃可能なデッキと合わせるとワンキルを狙えそうかな?