遊戯王OCGの2025年7月26日（土）発売『DOOM OF DIMENSIONS（ドゥーム・オブ・ディメンションズ）』で『ドレミコード・ソルフェージア』、『ドレミコード・プリモア』、『幸せの多重奏』が新規収録決定！が公開ですね。評価やネットの反応まとめ。強い点や弱い点をメモしてみました。
ドレミコード新規カードの評価
新規カードは、それぞれが単体で強力であるだけでなく、既存のドレミコードカードや互いの効果がマッチ。プリモアのサーチ効果でソルフェージアを手札に加え、そのソルフェージアのP効果で相手の妨害を無効化し、さらに幸せの多重奏でPゾーンのドレミコードモンスターを展開するという一連の流れは、ドレミコードが目指す展開の理想形となり得る。
また、プリモアの効果無効化耐性は、Pスケールが奇数と偶数で揃っている場合に発動するが、これは既存のドレミコードモンスターが奇数と偶数のPスケールを交互に持っているため、容易に達成可能。「グランドレミコード」モンスターの存在を条件とするソルフェージアのP効果は、幸せの多重奏でPゾーンのドレミコードを特殊召喚することで満たしやすくなる。これにより、ソルフェージアの強力な効果をより確実に発動できるようになるのでいろいろと活用できそうですね。
ドレミコード・ソルフェージア
ドレミコード・ソルフェージア 星2 光属性
天使族・ペンデュラム ATK/400 DEF/400
【Ｐスケール：青９/赤９】
このカード名のＰ効果は１ターンに１度しか使用できない。
①：相手がフィールドで発動したモンスターの効果の処理時に、自分フィールドに「グランドレミコード」モンスターが存在する場合、その発動した効果を無効にできる。その後、このカードを破壊する。
【モンスター効果】
このカード名の①②のモンスター効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
①：自分フィールドのモンスターが、存在しない場合または「ドレミコード」モンスターのみの場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②：自分メインフェイズに発動できる（このカードをリリースして発動する事もできる）。手札から「ドレミコード・ソルフェージア」以外の「ドレミコード」モンスター１体を特殊召喚する。このカードをリリースして発動した場合、特殊召喚するモンスターを自分のＥＸデッキ（表側）・墓地から選ぶ事もできる。
ドレミコードの初動の安定性が飛躍的に向上し、特定のペンデュラムスケールを持つモンスターへのアクセスが容易になる。
さらに、Pゾーンのカードを回収するP効果は、ペンデュラムスケールの再構築や、手札からの特殊召喚を促す際の柔軟な選択肢を提供する。モンスター効果の2番目の効果は、Pスケールが奇数と偶数で揃っている場合の効果の無効化耐性であり、これはドレミコードの展開中に相手の妨害を抑制する重要な防御壁となる。そして極めつけは、ドレミコードのL召喚をトリガーとするEXデッキ・墓地からの回収効果であり、これによりリソースの循環と再利用が劇的に改善される。プリモアは単なる潤滑油ではなく、ドレミコードのエンジンそのものと成り得るかが勝負。
ドレミコード・プリモア
ドレミコード・プリモア 星1 地属性
天使族・ペンデュラム ATK/0 DEF/400
【Ｐスケール：青０/赤０】
①：自分がモンスターをＰ召喚した時、
自分のＰゾーンの「ドレミコード」カード１枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に戻す。
【モンスター効果】
このカード名の①③のモンスター効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
①：このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。デッキから「ドレミコード・プリモア」以外の「ドレミコード」カード１枚を手札に加える。
②：自分のＰゾーンにＰスケールが奇数と偶数の「ドレミコード」カードがそれぞれ存在する限り、自分が発動した「ドレミコード」カードの効果は無効化されない。
③：自分が「ドレミコード」モンスターをＬ召喚した場合に発動できる。自分のＥＸデッキ（表側）・墓地から「ドレミコード」カード１枚を手札に加える。
モンスター効果に関しても、自己特殊召喚効果により展開の起点となり、さらに自身をリリースして他のドレミコードモンスターを特殊召喚できる効果は、展開の多様性を担保する。特にEXデッキや墓地からの特殊召喚は、リソースの再利用と展開の柔軟性を高める。ソルフェージアは、ドレミコードの攻撃性と防御性を兼ね備えた、攻防一体の要石と言える。
幸せの多重奏(ドレミコード・ハピネス)
幸せの多重奏(ドレミコード・ハピネス)
通常魔法
①：以下の効果から１つを選択して発動できる
（このカード名の以下の効果はそれぞれ１ターンに１度しか選択できない）。
●自分の手札を１枚選んで捨て、デッキからＰスケールが異なる「ドレミコード」Ｐモンスター２体を手札に加える。その後、相手フィールドのモンスターの数＋１体まで、手札から「ドレミコード」Ｐモンスターを特殊召喚できる。
●このターン、自分は通常のＰ召喚に加えて１度だけ、自分メインフェイズに「ドレミコード」モンスターをＰ召喚できる。
●自分のＰゾーンの「ドレミコード」カード２枚を特殊召喚する。
最初の効果である手札交換とPモンスターの特殊召喚は、手札のリソースを調整しつつ、最大で相手フィールドのモンスター数＋1体という破格の展開力を提供する。これにより、相手の盤面に応じて柔軟な展開が可能となり、大量展開からのペンデュラム召喚やリンク召喚へと繋がる。特に、Pスケールが異なるドレミコードPモンスターをサーチできる点も、ペンデュラム召喚の準備を大幅に加速させる。
二番目の効果である追加のペンデュラム召喚は、ドレミコードのペンデュラム召喚という特性を最大限に活かすための効果である。通常は1ターンに1度しか行えないペンデュラム召喚をもう一度行うことで、爆発的な展開力を生み出し、相手に致命的なダメージを与える可能性を秘めている。
そして最後の効果であるPゾーンのカードの特殊召喚は、Pゾーンにセットされたモンスターを即座にフィールドに展開することで、ペンデュラム召喚を待たずに追撃や素材の確保を可能にする。これにより、ペンデュラムスケールを破壊されることによる展開阻害のリスクを軽減しつつ、速攻性を高めることができる。
新規ドレミコードへの反応
《ドレミコード・ソルフェージア》は、Pスケール9という破格のスケールに加え、相手モンスター効果を無効化できるP効果が注目されています。「無効持ちがおるな」と、最近の新規カードに共通する「無効効果」のトレンドに乗る形で、ドレミコードの防御力を高める効果に期待が寄せられています。
《ドレミコード・プリモア》は、星1、Pスケール0というユニークなステータスを持ちながら、召喚・特殊召喚時のサーチ効果、Pゾーンのカード回収、そして「Ｐスケールが奇数と偶数の「ドレミコード」カードがそれぞれ存在する限り、自分が発動した「ドレミコード」カードの効果は無効化されない」という効果無効化耐性が高く評価されています。「欲しかったもの大体もらえてありがたい」「安定感与えるものじゃなかったから今回はがっつりそこを補強したな」といった声からも、これまでのドレミコードの課題であった安定性や展開補助を大きく改善するカードとして認識されていることが伺えます。また、その見た目から「プリモアちゃんオタクが好きそうな見た目してるね」といった反応も。
そして、最も注目を集めているのが通常魔法**《幸せの多重奏（ドレミコード・ハピネス）》です。「カードパワー高過ぎる」「魔法カードの効果全部優秀で凄いな」「ハピネス名称ターン１付いてるようで、３つの効果それぞれなの偉すぎない？」と、その多岐にわたる強力な効果に驚きの声が上がっています。手札交換と展開、追加のP召喚、Pゾーンからの特殊召喚という3つの効果は、ドレミコードの多様な展開パターンをサポートし、大幅な強化をもたらすと期待されています。
ドレミコードの未来と他テーマへの期待
今回の新規によって、ドレミコードは「ビックリするぐらい強くて草」「やっとドレミコード強化来たのね」「ペンデュラムテーマでもこのレベルの新規許されるんだ」と、その劇的な強化に多くのファンが喜びを露わにしています。「ドレミコード難民おめでとう」という祝福の言葉も寄せられました。
一方で、「ドレミコードの共通のペンデュラム効果が失敗と認めたようなもんだよなこれ？」といった、これまでのドレミコードのP効果に対する考察も見られます。また、ドレミコードの強化に刺激され、「エクソ強化も期待しちゃうな」「メルフィーもぶっ壊れ新規くれ」「近いうち溟界新規期待してもいいか？」「そろそろアモルファージもお願いします…」と、他のテーマへの新規追加を望む声も多数上がっています。
今回のドレミコードの新規は、ペンデュラムテーマの可能性を改めて示すものとして、今後の遊戯王OCG環境にどのような影響を与えるのか、大きな注目が集まりますね！
