2025年6月、ある大会にて「星辰ドラゴンメイド」デッキが見事優勝。今回は、このユニークなデッキの戦術的特徴やユーザー評価、そして実際に使用したプレイヤーの体験談を交えて、最新の評価と今後の展望をお届けします。
【大会情報】
— TSUTAYA積文館書店佐大通り店@トレカ (@sadaidoori_TCG) 2025年6月26日
本日17時より、
遊戯王OCG【公認】
ランキングデュエル(1デュエル戦)、
3名で開催しました!
優勝は『おかず。』さんです!!
デッキ名:星辰ドラゴンメイド
コメント:規制なしで使えます
おめでとうございます😊#TSUTAYA#佐大通り#トレカ pic.twitter.com/sMKZThuduP
メイドの弱点を“ファイメナ”でカバー!
「ドラゴンメイド」と「星辰」を組み合わせたハイブリッドデッキ【星辰ドラゴンメイド】。この新鋭構築は、従来のドラゴンメイドの展開力に、星辰テーマの妨害・除去性能を組み合わせたことで安定性と柔軟性を両立できるみたいです。ドラゴンメイドの展開では、無効系の妨害(例:《無限泡影》《灰流うらら》)が天敵。しかし、星辰カード《ファイメナ》がこの課題を一気に解決。自身をリリースすることで、ドラゴンメイドの召喚・効果をしっかり通せるのです。
「ファイメナのおかげで、あの《うらら》を気にせず《チェイム》を出せたときは、本当に爽快でした。展開途中で止まるストレスがなくなったのが一番大きいです」(大会準優勝・田中さん)
1枚初動で「天球ドラゴンテイル」へと華麗に展開
ドラゴンメイドの1枚初動から、《天球の聖刻印》を経由し、星辰の切り札《ドラゴンテイル》にアクセス可能というルートが人気です。手札コストを最小限に抑えながら、高打点&除去能力を確保できるのが強み。《キッチン・ドラゴンメイド》1枚から《天球》、そして《ドラゴンテイル》につながると嬉しい。
羽根帚も怖くないシュトラールが盤面を護る
《ドラゴンテイル》は強力ですが、《ハーピィの羽根帚》や《拮抗勝負》には弱め。しかし、そこを補うのが星辰テーマの守護神《ドラゴンメイド・シュトラール》。無効&バウンス効果で、盤面崩壊を食い止めます。
「羽根帚を撃たれたターンに《ファイメナ》《シュトラール》に繋げられて、相手の全除去が無意味になったのは本当に気持ちよかったです」
1枚で1妨害1ドロー!星辰罠の“細かい仕事”も光る
星辰の罠カード《星辰なる方界》をわずか1枚差すだけで、妨害しつつ手札も増えるという器用さ。さらに、リンクモンスター《アルザリオン》を展開すれば、後攻からでも一気に盤面を崩せます。
ドラゴンテイルは強力な除去性能を持つ一方、「ハーピィの羽根帚」や「拮抗勝負」といった全体除去に弱い一面がありました。しかし、星辰テーマの「シュトラール」を組み合わせることで、これらの弱点を補強できるのは大きいですね。