2025年7月5日、遊戯王OCGの最新パック「DOOM OF DIMENSIONS」に収録されるリンクモンスター《斎キ狭依姫》が公開。
このカードの評価や反応。弱点や対策などを紹介です。
《斎キ狭依姫》基本情報と効果:800族サポートの新星!
まずは《斎キ狭依姫》の効果をおさらいしておきましょう。
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攻撃力 / 守備力:800 / 800
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属性:光
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種族:天使族 / スピリット / 効果モンスター
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レベル:4
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特殊召喚不可(スピリット共通効果)
主な効果は3つ!攻撃力または守備力800のモンスターがいれば、追加召喚権なしで召喚できる。
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サーチ効果:召喚成功時、デッキから攻撃力または守備力800の光・闇属性・レベル4モンスターを手札に加える。
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自己バウンス:スピリット共通のエンドフェイズに手札へ戻る効果。
地味に見えて、実は“800族”をキーワードにした広範なデッキサポートとして機能します。特に「エクソシスター」や「スピリット」デッキでは、初動安定や展開力の向上に大きく貢献してくれるカードです。
ネットでの反応:エクソシスター界隈は歓迎ムード?
発表直後、X上ではさまざまな意見が飛び交いました。
「エクソシスターと幸魂はズッ友」
「荒魂→姫→ライオウサーチまで行く。強い!」
「幸魂」「荒魂」との相性を評価する声は多く、スピリットを用いたランク4軸に希望を見出すプレイヤーが続出。このように、ライオウやサイバーダークなどの《攻/守800モンスター》にもアクセス可能という点が、デッキ構築の幅を広げる要因として評価されています。
一方で、直接的なテーマ強化を望む声も。公式配信でのエクソシスターの全敗も相まって、“間接強化では限界がある”という課題も見えてきました。
実際に使ってみたコンボ
初手で《荒魂》《斎キ狭依姫》が揃えば、以下のような黄金ムーブが可能です。
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《荒魂》を召喚→効果で《斎キ狭依姫》サーチ
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《荒魂》の攻撃力800を参照して、《斎キ狭依姫》を追加召喚
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効果で《エクソシスター・エリス》をサーチ
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そのまま2体で《エクソシスター・マニフィカ》にエクシーズ!
《水晶機巧-トリスタロス》(守備力800)や《マシンナーズ・フォートレス》との並びで、《斎キ狭依姫》を召喚→《アンクラスペア》サーチ→即特殊召喚→そのままランク4やリンク2に展開など便利なカードも。こういった感じの流れを作れるのはこのカードの魅力かもしれません。
強みと課題:一長一短の絶妙な調整
【強み】
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エクソシスターとの噛み合い:マルファを使わず展開できるのは革命的。
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スピリットの安定性向上:荒魂との相互サーチで初動がブレにくい。
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汎用性の高さ:ライオウやサイバーダークなど多様なカードとシナジー。
【課題】
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エクソシスター名称を持たない:テーマカードとのコンボには制限あり。
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サーチ対象に「幸魂」が含まれない:スピリット構築に微妙なズレ。
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フィールド依存の召喚条件:単体運用はやや安定性に欠ける。
「800族」の未来は明るい?
現時点では間接的なサポートカードとしての印象が強い《斎キ狭依姫》ですが、将来的に“800族”テーマや、エクソシスターの追加カードが登場すれば、再評価の波が来ることは間違いないでしょう。
といった前向きな声も増えてきており、調整枠としても注目度は高い一枚です。