2025年7月13日 ─ 遊戯王OCGの最新パック「DOOM OF DIMENSIONS(DOOD)」にて、《融合募兵(ゆうごうぼへい)》が新たに登場。かつての《融合徴兵》や《融合派兵》を思わせる1枚ながら、その運用感はまさに“実戦向けのテクニカルサポート”。実際に筆者が使用して感じた印象も含めて、効果の詳細と採用のポイントをじっくりと解説していきます。

このカードの評価や反応。弱点や対策などを紹介です。
《融合募兵》基本情報と効果
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札を1枚捨て、EXデッキの融合モンスター1体を相手に見せて発動できる。この効果を発動するために捨てたカードを除く、見せたモンスターにカード名が記された融合素材モンスター1体を自分のデッキ・墓地から手札に加える。
この効果で通常モンスターを手札に加えた場合、さらにもう1体を手札に加えることができる。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
通常モンスターの強化サポートとして破格のカード
《融合募兵》は【ネオス融合】などでも《E・HERO ネオス》を回収できる利便性に驚きました。加えて、ネオスが通常モンスターであるため、まさかのもう1体《ユベル》まで手札に加えられるとは……まさに2:2交換!最初は《融合徴兵》との差別化に悩んだのですが、即手札に加わる+墓地からもOKという使いやすさが、意外とクセになります。特に【ファーニマル】や【召喚獣】など、手札からの効果発動や召喚が重要なテーマにおいては、能動的な動きが可能になると実感しました。
《融合徴兵》《融合派兵》との比較
| カード名 | コスト | サーチ先 | タイミング | EXからの特殊召喚 |
|---|---|---|---|---|
| 融合徴兵 | コストなし | デッキから1体 | 自由 | 制限なし |
| 融合派兵 | 手札1枚捨て | デッキから1体をSS | モンスターゾーン空時 | 制限なし |
| 融合募兵 | 手札1枚捨て | デッキor墓地から1体以上手札へ | 自由(制限あり) | 融合モンスターしか出せない |
注目すべきは、《融合募兵》だけが墓地からのサルベージにも対応している点。さらに通常モンスターを回収すれば追加で1体というのも破格。ただし、《融合徴兵》と違いエクストラからの動きに制限がかかるため、発動タイミングを見極める必要があります。
こんなデッキで活躍する!
【E・HEROネオス軸】
融合モンスターに《E・HERO ネオス・クルーガー》を見せて、《ネオス》→《ユベル》の確保ルートが強力。手札が整えば、そのまま融合まで一直線。
【ファーニマル】
《ファーニマル・ベア》や《エッジインプ・チェーン》など、手札で効果を発動できるモンスターを拾えるため、動き出しが安定。《融合》などの融合魔法を拾う動線が通しやすくなります。
【サイバー・ダーク】
墓地に送られた通常ドラゴン族モンスターの回収→装備に繋がるなど、1枚で2手先を読める動きが魅力。
イラスト小ネタ:融合素材の伏線が満載!
遊戯王のカードイラストにはよく見ると世界観をつなぐ演出が見られますが、《融合募兵》もその一枚。左上の《モンスター・エッグ》と《スティング》は《炎の騎士 キラー》の素材、中央の《ワイト》は《マグマン》や《格闘戦士アルティメーター》との融合に使われるというマニアックなペアリングも描かれています。
ただ、どう見ても《ワイト》は融合される自覚がなさそうで、なんとも不穏な空気……。
総評:「デッキの色」が濃いほど輝く1枚
筆者個人としては、《融合募兵》は"普通の汎用カード"というよりは、明確な狙いやコンボ前提のテーマで強く光るカードだと感じました。手札コストとEX制限という明確なデメリットがある一方で、通常モンスターが絡むテーマなら2:2交換ができる点や、墓地からも素材を拾える器用さは代替がききません。
「DOOD」での融合サポートの新たな風として、デッキビルダーの腕が試されるカードです。
