2025年7月に発売された『DOOM OF DIMENSIONS』。そこに登場した新たな「ローズ」関連モンスター、《夜薔薇の黒騎士ナイトローズブラックナイト》が、【ローズドラゴン】および植物族シンクロデッキにおいて非常に高い評価を集めています。1枚で3つの役割(蘇生・火力支援・レベル操作)をこなす万能性の高さは本当に強いのかな?

このカードの評価や反応。弱点や対策などを紹介です。
《夜薔薇の黒騎士》の基本情報と効果
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闇属性/レベル3/植物族チューナー
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召喚・特殊召喚成功時、墓地から《ブラック・ローズ・ドラゴン》or下級植物族を蘇生(効果無効)
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自場にSモンスターがいると植物族全体+1000打点
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他の植物族のレベルを±1調整
単体でシンクロ展開を補助しつつ、火力支援やレベル操作もこなす、多機能型チューナーです。
チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/植物族/攻1000/守1000
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
自分の墓地から「ブラック・ローズ・ドラゴン」またはレベル4以下の植物族モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
(2):自分フィールドにSモンスターが存在する限り、
自分フィールドの植物族モンスターの攻撃力は1000アップする。
(3):自分フィールドの他の植物族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルを1つ上げるか下げる。
ネットの反応
- 召喚・特殊召喚で墓地のローズ・ドラゴンや植物族を蘇生できるのは強い!レベル操作でシンクロの幅も広がる
- 攻撃力1000アップは植物族デッキの火力を一気に底上げ。スプレンディッド・ローズとのコンボが熱い!
- キャラデザも最高!アキのテーマ強化でテンション上がる
- エクストラデッキがキツイ。枠が足りなくなるのが悩み
- レベル操作の使い道が限定的?具体的なシナジーをもっと知りたい
最も注目されるのは(1)の蘇生効果。「召喚・特殊召喚のどちらでも発動可能」「縛りなし」「ブラック・ローズ・ドラゴン蘇生可」という豪快さが魅力です。「ロクスローズで《ブラック・ローズ・ドラゴン》を落とし、ナイトローズで蘇生してもう一度シンクロみたいな動きから《ローンファイア・ブロッサム》などの素材確保手段にも繋がるため、リソース再活用やリンク素材確保にも優れる1枚として機能するのは大きいね。
1000の全体強化で突破力支援
(2)の攻撃力アップ効果は条件こそあるものの、+1000という数値は想像以上に重い。特に【植物族】は打点不足で押し切れない展開が多く、そこに刺さる形となっています。《スプレンディッド・ローズ》などで弱体化&追撃と組み合わせれば、1ターンキル圏も狙えるというロマン砲にもなるというね。
レベル操作で多彩なシンクロ&リンクへ
(3)の効果により、展開中のレベルを即座に調整できる点も評価が高いです。
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シンクロのレベル調整(例:レベル6→7へ)
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蘇生モンスターと併せてランク3、リンク2などへ
汎用性が極めて高く、《ローンファイア・ブロッサム》で直接リクルートできる点からも、中継パーツとして理想的です。多機能な代わりに、1つ1つの性能は尖ってはいないのが正直なところ。
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蘇生は効果無効で妨害不可
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強化は条件あり(Sモンスター依存)
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レベル調整は自分に使えない
つまり「器用だが決定力はない」。コンボの補佐に徹する立ち位置であり、単体では盤面を制圧する力はありません。
環境での評価と反応
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【ローズ】や【植物族】における万能展開補佐
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展開成功時のサポート力は高いが、依存度も高め

《夜薔薇の黒騎士》は、植物族デッキ、特に「ブラック・ローズ・ドラゴン」テーマの強化として非常に強力なカードです。蘇生効果とレベル操作による柔軟な展開力、攻撃力1000アップによる火力強化は、シンクロやエクシーズを駆使するデッキで輝きます。XやSNSでも「展開が楽しい」「アキ推し歓喜」と高評価ですが、エクストラデッキの枠問題や効果無効の制約が課題。対策としては、墓地利用やシンクロ召喚の妨害が有効です。マスターデュエルでの実装が楽しみな一枚ですね!
