《星辰響手ドラゴンテイルプリクル》の評価、強み、弱点、対策について、遊戯王OCGおよびマスターデュエルの環境を基に、XやSNSの反応を参考にしながらまとめます。

《星辰響手プリクル》 効果モンスター
星2/光属性/魔法使い族/攻 800/守1500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合、「星辰響手プリクル」以外の自分の墓地の「ドラゴンテイル」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
その後、自分フィールドのモンスター1体を手札に戻す。
(2):このカードが融合召喚の素材となって墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「ドラゴンテイル」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットする。
《星辰響手ドラゴンテイルプリクル》(以下、プリクル)は、2025年4月26日発売の「DUELIST ADVANCE」に収録された「ドラゴンテイル」テーマの新カードで、OCGおよびマスターデュエル環境での注目度が高いカードです。XやSNSでの反応を見ると、「ドラゴンテイル」デッキの展開力強化や融合召喚のサポート役として評価されています。特に、墓地リソースの活用と魔法・罠カードのセット効果が、テーマの柔軟性を高めるとの声が多いです。
- 「ドラゴンテイル」デッキの展開の起点として優秀。特に墓地からの蘇生効果が、融合召喚やリンク召喚につなげる動きをスムーズにすると好評。
- 光属性・魔法使い族というステータスから、汎用性の高いサポートカード(例:《教導の聖女エクレシア》や《金満で謙虚な壺》)とのシナジーも指摘されている。
- Xでは「融合軸のドラゴンテイル強化として期待大」「バウンス効果でリソース管理がしやすい」といったポジティブな意見が見られる一方、「単体では爆発力に欠ける」「他のドラゴンテイルカードとのシナジーが必須」といった意見も散見される。
- 環境的には、2025年5月時点で「ドラゴンテイル」デッキがTier2~3程度のシェア(約11.29%)を占めており、トップメタではないが一定の競技シーンでの採用が見られる。
強み:蘇生+バウンスでテンポを作る万能サポーター
プリクルの(1)効果は、自分の墓地から「ドラゴンテイル」モンスターを蘇生し、さらにフィールドのカード1枚を手札に戻すというもの。
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墓地リソースの再利用
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不要なモンスターの再展開
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魔法・罠の再利用
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相手カードの妨害
など、攻防両面で器用な立ち回りが可能。また、融合素材として使われた場合に発動する(2)効果で「ドラゴンテイル」魔法・罠をデッキからセットできるため、融合展開→後続の妨害準備まで一手に担えるのが非常に便利です。
環境での立ち位置:Tier2~3圏内ながら将来性は十分
2025年5月時点のデータによると、「ドラゴンテイル」テーマはOCG環境でTier2~3、約11.29%のシェアを記録しており、決してトップメタとは言えませんが、一定の採用率を維持しています。特に「融合召喚」を軸にした構築で、《スプライト》《教導》などの他テーマと混成することで、新たな動きを見せる可能性も。SNSでは「《スプライト・ブルー》との混合構築でワンキルできた」「エクソシスターと組んだら墓地利用を逆手に取れて面白い」といった構築の自由度を楽しむプレイヤーの声も見られます。
有効な対策:墓地メタと融合妨害が刺さる!
プリクル対策として有効なのは以下のような手段です。
墓地メタで機能停止
《マクロコスモス》《次元の裂け目》《D.D.クロウ》など、墓地を封じるカードは致命傷級。特に蘇生効果を封じると、プリクルの真価を発揮させません。
融合召喚を無力化
融合カード(《ドラゴンテイルの星辰》など)に対し、《灰流うらら》《無限泡影》でストップをかければ、(2)効果による魔法・罠セットも防げます。
展開を逆手に取る盤面リセット
《サンダー・ボルト》《ラーの翼神竜-球体形》などの盤面除去で、融合やリンクによる再展開を止める動きも有効です。
