
話題の一枚「CNo.104 仮面魔踏士アンブラル」 とは
世界大会(WCS2025)が8月30〜31日、フランス・パリで開催されました。今回の注目株の一つが、かつて「ロマン枠」と呼ばれていたランク5エクシーズ《CNo.104 仮面魔踏士アンブラル》(実際に凶悪ではあります。選択肢では十分アリ)。
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/闇属性/魔法使い族/攻3000/守1500
レベル5モンスター×4
(1):このカードが特殊召喚に成功した時、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
(2):このカードが「No.104 仮面魔踏士シャイニング」をX素材としている場合、以下の効果を得る。
●1ターンに1度、相手フィールドのモンスターの効果が発動した時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。その発動を無効にする。
その後、相手の手札をランダムに1枚選んで墓地へ送り、相手のLPを半分にできる。
という破壊力の高いコンボを備えています。大会環境でここまで評価されたのはうれしい所。ベクターファンが朝から歓喜してます(笑)
なぜ今“再評価”されたのか
第一に、大会特有のカードプール制限です。最新パックが使えない中、過去のカードでも決定力があるものが求められました。第二に、《CX-N・As・Ch Knight》の存在です。これによって、従来よりも効率的に《CNo.104》へアクセスでき、展開スピードが格段に上がりましたし、手札誘発が多い環境です。《灰流うらら》や《増殖するG》といったカードをランダムハンデスで削れる。これが、メタに刺さったのです。
大会での実際の活躍
さて、大会での活躍について。私は決勝トーナメントを現地で観戦しました。印象に残ったのは、ある試合のワンシーンです。RUMから《CNo.104》を呼び込み、相手の手札を削りつつLPを一気に半減させる。その瞬間、観客席からざわめきが起こりました。
実況席も「これは決まり手だ」と声を上げ、会場全体が試合の行方を確信したのです。そのまま相手はリソースを失い、勝負は動かずに終了。試合を畳むカードとしての力をまざまざと見せつけてくれました。
決勝とか色々と見てみると面白いかなと思います。先行ドロバとか。
採用されたデッキとシナジー
次に採用デッキについて。《K9 Vanquish Soul》ではタッチ交換のギミックと合わせて、《CNo.104》の決定力を使いつつ《K9-EX “Werewolf”》との組み合わせです。ハンデス+除外という二重の手札破壊で、相手は息をすることすら難しくなる。観戦中、何度もその光景を目にしました。この辺はムーラングレイスとかウロボロスとかで分かるんですがハンデス系は返しが難しくなるので正直辛いんですよね…。
まとめ
この三本柱によって、2025年の世界大会で再び脚光を浴びました。私にとって特に感慨深かったのは、アニメ『ZEXALⅡ』でベクターが使ったあのカードが、実際に世界の舞台で勝敗を決定づけたという事実です。ファンにとっても、プレイヤーにとっても、この大会は忘れられないものとなるでしょう。