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《ジャンク・ウォリアー/スラッシュバスター》考察と使い方・考察|【BURST PROTOCOL】

《ジャンク・ウォリアー/スラッシュバスター》がBURST PROTOCOLで登場。闇属性・戦士族のレベル7特殊召喚モンスターで、「バスター・モード」のみで特殊召喚できる、いわゆる“/バスター”カテゴリの1体であり、《ジャンク・ウォリアー》の派生形が登場!

注目すべきは3つの効果。

  • 1つ目は自分フィールドの/バスターの数×1000の自己強化+戦闘ダメージ倍化。
  • 2つ目は相手が発動したモンスター効果を受けない耐性。
  • 3つ目は破壊された際に《ジャンク・ウォリアー》をシンクロ召喚扱いで蘇生できるリカバリー効果。

これらを踏まえ、まずは性能面から掘り下げていきましょう。

ジャンク・ウォリアー/スラッシュバスターの概要

(1)の効果は「自分フィールドの/バスターの数×1000アップ+戦闘ダメージ倍化」。この時点で攻撃力は最低でも3800。2体並べば4800、3体なら5800という凶悪な火力になります。この「倍化ダメージ」も合わせると、たとえ守備表示の大型モンスターでも一撃で勝負を決めかねない性能です。特に、《決闘進化-バスター・ゾーン》+《サイキック・リフレクター》の展開で複数体を並べれば、フィニッシャーとして圧倒的な存在感を放ちます。

ただし、打点強化と倍化は“戦闘限定”なので、耐性持ちや効果破壊を駆使する相手には通じにくい面もあります。ロマンはあるが安定性は薄め、といった印象です。

火力性能:単体でも高い決定力

(1)の自己強化+ダメージ倍化は非常に攻撃的ですし自身もカウントするため、最低でも攻撃力3800、さらに/バスターが2体以上並ぶと4800、5800と青天井に近づいていきます。ダメージ倍化効果によってワンショットキルが狙いやすく、直接攻撃や貫通を絡めると一気にゲームエンド級の火力を叩き出すことが可能ですが・・・それ以外の効果はあまり強くなかったり。

まずバスターモードを使ってバスターを複数並べるには専用サポートが不可欠。決闘進化-バスター・ゾーン》や《サイキック・リフレクター》を活用して展開を補う必要がありますし戦闘特化型としては極めて優秀ですが、裏を返せば「戦闘でしか強さを発揮しにくい」という側面もあります。
環境的に効果破壊や除外が主流な現代では、純粋な打点勝負に持ち込むのはやや難しい局面もあるでしょう。

実際にそれを出して一発逆転するには別のカードを入れるかするしかないのが現状かと思います。

モンスター効果耐性の堅牢さは強いのか

「相手が発動したモンスターの効果を受けない」という耐性は、対象耐性を超える中堅~上級の防御力を持ちます。環境に多い《灰流うらら》《無限泡影》などの妨害はあまり関係ないものの1度出したらとりあえずごり押しが出来そうなカード。

ただし、“発動しない”永続効果や魔法・罠カードの除去には無力。代表的な例として、《ライトニング・ストーム》や《一滴のしずく》などには普通に破壊されます。とはいえ、場持ちは良く、戦闘耐性が絡まない分【バスター・モード】の中では扱いやすい耐性型モンスターといえます。

強いか、弱いかで言うと

ジャンク・ウォリアー/スラッシュバスター正直に言えば「環境的には弱め、だがテーマ的にはかなり強い」です。理由を挙げると、展開ルートが重く、《バスター・モード》に依存しつつ戦闘特化型であり、効果メタ環境では通用しにくいもののマスターデュエルなどのカジュアルではモンスター耐性があるカードなので意外と突破しづらい点はあります。

  • ガチ環境評価:★★☆☆☆(中堅以下)

  • テーマデッキ評価:★★★★☆(構築次第で大暴れ)

  • ファンデッキ適性:★★★★★(演出・再現性ともに高い)

蘇生扱いの特性はかかしみたいな遊星らしい粘り強さを体現し、闇に堕ちながらも仲間を呼び戻すその姿は、単なる強弱を超えたロマンを感じさせますが現環境ではトップメタには及ばない1枚。ものの、「バスター・モード」という古代ギミックの再評価を促す一枚。実用性よりも“使いたくなる魅力”が勝る、まさにバスターらしいカードです。

ただ、罠を妨害されず手札事故も防いでという壁は今の遊戯王だとキツイ!

ゾンビキャリアが欲しい……