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《幻層の守護者アルマデス》高騰の理由と今後の展望|エルフェンノーツが呼び覚ます“光悪魔シンクロ”の再来

2025年10月、新テーマ【エルフェンノーツ】の発表によって、長らく忘れられていたシンクロモンスター《幻層の守護者アルマデス》が突如として市場で注目を集めています。

「戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了時まで効果を発動できない」この一文が、現環境の“妨害まみれの攻防”に刺さる決定打として再評価されているのです。しかも、エルフェンノーツのキーカード《無垢なる者メディウス》と《燿ける聖詩の獄神精》の組み合わせによって、アルマデスを自然にシンクロ展開できるルートが確立。

これにより、カードの希少性と実用性が同時に上昇するという珍しいケースとなっています。

《幻層の守護者アルマデス》高騰

1枚始動で完結する黄金ルート:メディウスでアルマデスが強力で

  1. 《無垢なる者メディウス》召喚(または特殊召喚

  2. 効果で《燿ける聖詩の獄神精》を特殊召喚

  3. 2体で《幻層の守護者アルマデス》をシンクロ召喚

  4. 《獄神精》の③効果で「エルフェンノーツ」カードをサーチ

  5. 《アルマデス》1体で《刻まれし魔の鎮魂棺》をリンク召喚

この流れで召喚権を最小限に抑えながら、盤面展開+サーチ+リンクへの移行が1ターンで成立します。
とくに《獄神精》の②効果を温存しつつ次に繋げられる点が評価されており、リソース循環に優れた中間シンクロとしてアルマデスが脚光を浴びています。

筆者も実際に回してみましたが、テンポの良さと展開の無駄のなさは驚くほど。
2013年登場のカードが、2025年のテーマに違和感なく溶け込むというのは、OCG史的にもなかなかのロマンです。

買取価格の推移:13年ぶりに市場が動いた

《幻層の守護者アルマデス》は、2013年発売の『ジャッジメント・オブ・ザ・ライト』にてスーパーレアで初収録されたカード。驚くことに以降12年以上再録が一度もないため、現時点での流通量は極端に少なく、ショップによっては在庫切れも出始めています。

2025年10月時点での買取相場は以下の通り。

  • スーパーレア:600〜800円前後(上昇傾向)

高騰の主因は【エルフェンノーツ】による実用需要ですが、長期未再録による希少性が投機層にも刺さっている印象です。かつて100円以下でストレージに眠っていたカードが、今や中堅クラスの買取価格。これぞOCG市場の面白さですね。

光属性×悪魔族で稀有なシナジーを持つ“選ばれし存在”

アルマデスは、光属性・悪魔族という非常に珍しいステータスを持っています。
この組み合わせは「デモンスミス」や「堕天使」といった闇寄りのテーマとも、光系サポートとも噛み合う柔軟性を秘めています。

エルフェンノーツ+獄神精という軸は強力ですが、メイン展開が止められた際にレベル5シンクロで別ルートを確保するのは理にかなった考え方。中でも《ボウテンコウ》は墓地肥やしと展開補助に優れており、《アクセル・シンクロン》から《ジェット・シンクロン》を絡めるルートもテンポを落とさず再展開できる強みがあります。