遊戯王OCG最新弾【BURST PROTOCOL】より登場した新カード《蒼穹を睨めるダーク》が、発売直後からSNSや大会シーンで大きな話題を呼んでいる。星10・闇属性・爬虫類族という異色の組み合わせに加え、墓地・除外・無効効果を自在に操るその性能が、多くのプレイヤーから「今弾屈指のメタカード」として注目されている。
環境に睨みを利かせる“闇の抑止力”
《蒼穹を睨めるダーク》墓地・除外を駆使した3つの効果を持つ。特に注目されているのは②の「相手の特殊召喚効果を無効破壊する」能力。手札やフィールドのカードを除外するだけで発動できるため、条件が軽く、現環境で頻発する展開系テーマに強いカウンターを放つことができる。
蒼穹を睨めるダーク 星10 闇属性
爬虫類族 ATK/3000 DEF/2700
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが墓地に存在する状態で、相手が発動したモンスターの効果でデッキかEXデッキからモンスターが特殊召喚された場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。
②:モンスターを特殊召喚する効果を含むモンスターの効果が発動した時、自分の手札・フィールドからカード1枚を除外して発動できる。その効果を無効にし破壊する。
③:このカードが除外されたターンのエンドフェイズに発動できる。自分の除外状態の他のモンスター1体を墓地に戻す。
公開直後から「強くね?」「誘発にしてはいい感じ」といった肯定的な反応が多く見られた一方最初に墓地にいないとダメで爬虫類という種族は《スネークレイン》で数合わせに墓地に送れるメリットがあるもののゴーティスなどの除外メリットを活用したカードと合わせたい所。ただレベルのせいでうまくシンクロ素材にしづらいのが難点です。
実戦での使用感:「相手が動くたびに蘇る闇」
《蒼穹を睨めるダーク》を採用してみる場合、【カオス】【爬虫類】【不知火】といった除外リソースを扱うテーマとの親和性が高い。特に【カオス】では、②のコスト除外→③の墓地戻しという自己完結的なサイクルが形成され、盤面維持と手札補充を両立できると好評な点も。
ただ一方で、単体採用では墓地に送る手段が限られるため、デッキ構築の工夫が必要となる。現時点では《おろかな埋葬》《スネークアイ・エクセル》などで墓地へ送り、相手ターンに備える動きが主流と見られているのが現状。強い使い道は欲しかったなぁ
まとめ:闇の守護者、静かに環境を支配へ
《蒼穹を睨めるダーク》は意味深な名前ではあるものの、レベルが高く「意味深でかっこいい」「直訳っぽい」といった感想もあるカード。ジャックナイツの“蒼穹”とは関係ないかが気になるんですがミツルギで使うレベル8で欲しかった所です
