2025年11月発売のスペシャルボックス「DUELIST BOX -PRISMATIC SUMMON-」で登場した《ギャラクシーアイズ・アンチマター・ドラゴン》は、長年ファンの間で語り継がれてきた《No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン》のリメイク的存在です。
「暗黒物質(ダークマター)」の対をなす“反物質(アンチマター)”の名を冠し、闇から光へと回帰したギャラクシーアイズ。その名の通り、宇宙を構成する矛盾のような存在として、新たな輝きを放っています。
『ギャラクシーアイズ・アンチマター・ドラゴン』効果考察
ギャラクシーアイズ・アンチマター・ドラゴンはランク9・光属性・ドラゴン族のエクシーズモンスターで、攻撃力4000という重ね系エクシーズ。
エクシーズ・効果モンスター
ランク9/光属性/ドラゴン族/攻4000/守 0
レベル9モンスター×2
「ギャラクシーアイズ・アンチマター・ドラゴン」は1ターンに1度、
X素材を3つ以上持っている自分のXモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):X素材を持っているこのカードが相手に与える戦闘ダメージは半分になる。
(2):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回までモンスターに攻撃できる。取り除いたX素材がモンスターだった場合、
さらにそのモンスターと同じ種族のモンスター1体をデッキから墓地へ送る事ができる。
ランク9ゆえに《No.84 ペイン・ゲイナー》や《No.77 ザ・セブン・シンズ》へ繋げない点は惜しいところ。とはいえ、光属性の特性を活かした展開に軸を置くことが可能。フォトンデッキであれば色々と重ねた上でのワンキルを狙いたいのですが・・・逆にワンキルではなくてモンスターを倒す方に特化している感じですね。
枠を割けるなら結構出しやすいエクシーズ
エクシーズ召喚自体はホープでホープレイ乗っけるとか、ギャラクシーでもNo.62→FAフォトンの上に重ねる事で出せる事が可能で(2)の効果は、素材を1つ取り除いてモンスターに2回攻撃できるというもの。さらに、取り除いた素材がモンスターであれば、その同種族のモンスターをデッキから墓地へ送る追加効果でサポートはしやすい印象。
エクシーズでのおろ埋はチェインで禁止されていましたがこっちは種族や微妙なバランス調整がされているから 制圧盤面を一掃する性能では使えるかも。
再生と崩壊をイメージしたサプライズカード
《ギャラクシーアイズ・アンチマター・ドラゴン》は、単なるリメイクではなく、ギャラクシーシリーズの「もう一つの答え」として位置付けられる1枚です。展開・除去・墓地肥やしをすべてこなす万能型でありながら、過去カードの反省を活かした絶妙な調整が光りますが、後手でしか落とせないように調整されていて悪用はされづらいです。
盤面での制圧力は残っていますがそもそもフォトン系列では後攻ワンキルのようなパーツはかたっぱしから残っているので、できれば耐性が欲しかったですね。
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