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『フォーリンチーター』効果考察と評価|転移サポートと恋に落ちる獣は自壊に弱い

2026年の「PROMOTION PACK 2026」で登場する《フォーリンチーター》は、炎属性・獣族の下級モンスターでありながら、非常に独特なコントロール奪取効果を持つカードだ。攻撃力1100・守備力2200とステータスは控えめだが、問題はその効果。まるで恋愛のように、ひとたび相手に惚れた(特殊召喚された)モンスターに縛りをかけるという、どうぶつの森のセンシティブ版に近い性能を持っています。

どうぶつの森でも引っ越さないように縛れるのであればそれが一番いいんだけどね…(絶)

“素材にもできない愛”という縛り効果

《フォーリンチーター》の(1)の効果は、フィールドに存在する限り「リリースできず、融合・シンクロ・エクシーズ・リンク素材にもできない」という自己制限。つまり自分でも扱いづらい存在だが、これが(2)の送りつけ効果と噛み合わせるロックが魅力。

素材に出来ないという大切に扱う事を洗脳されるという凶悪な心理テクニック・・・!

効果モンスター
星3/炎属性/獣族/攻1100/守2200
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
リリースできず、融合・S・X・L召喚の素材にもできない。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する状態で、
相手フィールドにモンスターが特殊召喚された場合、その内の1体を対象として発動できる。
このカードのコントロールを対象のモンスターのコントローラーに移す。
このモンスターが表側表示で存在する間、
対象のモンスターはリリースできず、融合・S・X・L召喚の素材にもできない。

 

と言いつつ、相手がモンスターを特殊召喚したタイミングでこのカードのコントロールを移すことで、相手の場に居座りつつ、その特殊召喚モンスターも同じく“素材にもリリースにもできない”状態に縛る。相手の展開テンポを妨害できるのですが《禁じられた一滴》や《黒魔女ディアベルスター》などのコストにされる可能性もあり、完全なロック手段としては不安定。

しかも一滴はサイドやメインでも採用されやすいカードなのでロックが決まりづらい点は気を付けたいところ。

炎属性・獣族シナジーは薄いが、ロックデッキで光る

属性・種族シナジーには恵まれていないが、コントロール奪取や妨害を軸にしたデッキでは採用価値がある。特に《スキルドレイン》などで相手の動きを制限しながら場を固定する構築では、“送りつけて腐らせる”戦術が成立する。
純粋な妨害性能よりも、“嫌がらせとしての面白さ”を重視した設計であり、プレイヤーの性格が問われるカードとも言える。

面白いがロックは特定のデッキにしか刺さらない

《フォーリンチーター》は(2)の効果が「相手が特殊召喚したとき」にしか動けない。つまりこちらのターンでは何もできず、妨害としては遅い。そして送りつけたところで、その後の維持・除去手段を持たなければただの“場の飾り”になる。さらに最悪のケースでは、相手にそのまま利用されるか、別のカードのコストにされて消えてしまうという難点も。

相手の盤面を固めるような構築を前提にしているので強いカードではない。けど印象には残るカードです。特にこのカードがある時点で警戒されるので案外ロックにならず、かつ1回は特殊召喚も許しています。

クシャトリラなどもエクシーズせずとも普通に殴ってくるだけでも強力で、しかも盤面には残る分癖も強い1枚。逆に言えば、初動を止めやすいレイやロゼで止めておくと便利なのかなーと思ったんですけど破壊すればいいだけなんですよね…

 

セフィラとか回すとエレクトラム前に妨害するとか一部デッキには刺さりそうだけど。

強い使い方知ってる人いれば教えてください!