遊戯王OCG界隈で《管魔人メロメロメロディ》の名前をやたら見かけるようになり値上がり高騰する事になりました。
正直に言うと、私自身も最初は「なぜ今さらこのカードが?」と少し不思議に思った側です。2012年前後に登場した、いわゆる“昔のランク3エクシーズ”という印象が強く、長らく話題の中心からは外れていましたが、ここ最近の規制改訂や環境変化を追っていくと、このカードが再評価されている流れには、かなり納得できる背景があります。
管魔人メロメロメロディ高騰の理由
ナンナ禁止で「光・悪魔族」の穴を埋める存在
一番大きな理由として挙げられるのが、《閉ザサレシ天ノ月(ナンナ)》の禁止です。
ナンナは光属性・悪魔族という点が非常に優秀で、デモンスミス系ギミックやランク3エクシーズを絡めた展開の“起点”として、多くのデッキで使われていました。
そのナンナが使えなくなったことで、
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光属性・悪魔族であること
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ランク3から無理なく触れること
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展開や勝ち筋に何かしらの寄与があること
こうした条件を満たす代替カードが急に必要になったんですね。
そこで名前が挙がったのが《管魔人メロメロメロディ》でした。
同じ光属性・悪魔族、しかもランク3エクシーズ。時代遅れと思われていたカードが、環境の空白を埋める形で再び俎上に載ったというわけです。
デモンスミス・ゴブリンライダー・PUNKでの再評価
話題の中心になっているのは、やはり
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デモンスミスエンジン
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ゴブリンライダー
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P.U.N.K.
といった、ランク3にアクセスしやすいテーマ。これらのデッキでは、ナンナ禁止後の“とりあえず置ける光・悪魔族”という点でEX枠に余裕があれば差し込める選択肢としてはありなのかもしれません。詰めや削りで意外と仕事をするといった理由で、採用候補として名前が挙がっています。
実際に触ってみると、「絶対必要」というよりは、構築の方向性次第で“意外と便利”な枠という印象に近いです。
価格高騰と話題性|遊戯王らしい再発掘の流れ
こうした再評価の流れを受けて、カードショップでは
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買取価格が300〜600円前後まで上昇
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在庫切れ・再入荷報告が相次ぐ
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X(旧Twitter)での価格・採用報告が急増
といった動きが見られています。
私もショップのシングル棚を見て、「あ、もうこの値段なんだ」と少し驚きました。
古いカードが環境変化ひとつで一気に注目されるのは、本当に遊戯王らしい現象だと思います。
マスターデュエルでも、似たような視点でカードが見直されているのを見ると、この流れは一過性では終わらないかもしれません。
まとめ
《管魔人メロメロメロディ》が注目されている理由を整理するとナンナ禁止による光・悪魔族枠の空白埋めで便利。
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ランク3から触れる代替候補としての再評価
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デモンスミス周辺環境との噛み合い
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価格高騰による話題性
このあたりが大きいと感じます。
決して万能カードではありませんし、
「これ1枚で環境が変わる」タイプでもないです。
ただ、
環境が変わったことで“役割を持てる場所”が生まれたカードであることは確かで、
そういうカードが掘り起こされる瞬間を見られるのは、遊戯王の面白さの一つだなと改めて感じました。
今後の規制や新規次第では、また評価が変わる可能性もありますが、
少なくとも今は「なぜ注目されているのか」を理解しておく価値のある1枚だと思います。
