BLAZING DOMINIONで登場した【ミミグル】の新規カードの中でも、《ミミグル・フラワー》は初見だと評価が割れやすい1枚だと思います。
私自身、最初にテキストを読んだときは「相手にサーチさせて、しかもコントロールまで渡すの?」と、正直かなりクセの強いカードだという印象でした。
ただ、ミミグルというテーマ全体の動きや、既存カードとの噛み合いを整理していくと、このカードが明確に“役割を持たされてデザインされている”下級だということが見えてきます。
《ミミグル・フラワー》効果考察
ミミグル共通ギミックを支える1枚
まず(1)の効果は、
自分メインフェイズに、手札から相手フィールドへ裏側守備表示で特殊召喚するという、ミミグルらしい挙動です。
このカードの特徴は、「フィールドに裏側表示モンスターが存在する場合」に限り、
自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる点ですね。
条件自体は自分・相手を問わないため、決して厳しすぎるわけではありませんが、
先攻1ターン目では実質「相手依存」になりやすく、《ミミグル・アーマー》に近い使用感です。
私の感覚では、
・先攻で無理に使うカードではない
・中盤以降、盤面が動き出してからが本番
という位置づけがしっくりきます。
リバース効果で《ミミグル・ダンジョン》に触れたい
《ミミグル・フラワー》が評価されている最大の理由は、やはり(2)のリバース効果でしょう。メインフェイズにリバースした場合、
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相手が
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リバースモンスター1体
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もしくは「ミミグル」カード1枚
をデッキからサーチできる
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その後、このカードのコントロールを相手に移す
という、かなり独特な処理が行われます。一見デメリットの塊に見えますが、【ミミグル】視点で重要なのは、《ミミグル・ダンジョン》に直接触れる手段を持っている点です。このカードがあることで、《ミミグル・メーカー》などリバース時にリソースへ変換できる下級の層が厚くなるのは大きなメリットです。
メーカーとの相性が非常に良いぞ
特に注目したいのが、《ミミグル・メーカー》との噛み合いです。メーカーで《ミミグル・スライム》や《ミミグル・フラワー》を選択した場合、どちらが特殊召喚されてもデッキからミミグルカードにアクセスできる形になります。
この「外しても最低限の仕事をする」構造は、実際に回してみるとかなり安心感があります。
私も試していて、「あ、これ想定された組み合わせだな」と感じました。
すでに手札にある状況では、フラワーがサーチ先として自然に候補に上がってくるのも納得です。
リバースモンスター汎用サーチとしての側面
もう一つ見逃せないのが、
リバースモンスター全般をサーチできる点です。
【ミミグル】と特に相性が良いのは《トレジャー・パンサー》で、
このカードに触れる手段が増えるのは純粋にありがたいところ。
それ以外にも、
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《真空イタチ》
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《ガード・ドッグ》
といった、
単体性能の高いリバースモンスターを持ってくる選択肢もあります。
もちろん、基本的には
《ミミグル・メーカー》や《ミミグル・ダンジョン》経由の方が効率は良いですが、
状況次第で汎用サーチとして振る舞える柔軟さは、このカードならではだと思います。
まとめ
《ミミグル・フラワー》は、単体で見ると扱いづらいし相手にアドバンテージを与えるリスクがあるという弱点を抱えています。
ただその一方で、《ミミグル・ダンジョン》の噛み合いなどテーマ全体を支える役割はかなり明確です。使い手の理解度がそのまま強さに直結するカードだと感じました。
でも初期では考えられないんですけどレベル1で守備2100って硬いですよね。
