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E・HERO エアー・ネオス訴訟と再録は起きるのか問題について

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遊戯王GX世代のファンなら、一度は「なんでエアー・ネオスだけ異様に扱いが悪いんだ?」って思ったことがあるはずだ。

ネオス関連カードは次々と新規が出る。リメイクもされる。テーマ強化も続くなのに、なぜか E・HERO エアー・ネオス だけは長年ほぼ“存在しない扱い”に近かったのはなぜなのかという話題について。

発端は2008年の著作権訴訟だった

今回再注目されたのは、2008年に起きていた訴訟。

アメリカのコミック関連企業「Beyond Comics Inc.」と、その創設者であるGraig Weich氏が、Konami などを相手に提訴していたことが判明した。問題視されたのは、エアー・ネオスのデザイン。

原告側は、「エアー・ネオス」が、自身のオリジナルキャラクター「Ravedactyl」に酷似していると主張した。

特に指摘されていたのは以下のような要素だ。

比較ポイント 指摘内容
シルエット 翼を広げたヒーロー型デザイン
頭部デザイン ヘルメット状の造形
配色 赤・白系統を主体にしたカラー
全体イメージ アメコミ風ヒーローの雰囲気
姿勢・印象 飛行型ヒーローとしての共通性

実際、比較画像を見ると「全然似てない」とも言い切れない絶妙なラインなんだよね。

ただ、自分も見た印象としては、“完全コピー”というより「アメコミヒーロー文脈でデザインラインが被った」ようにも感じた。

そもそも E・HERO 自体が、かなりアメリカンコミック文化をリスペクトしていたシリーズでだからこそ、この問題はかなり難しい。

「エアー・ネオス封印説」が急に現実味を帯びた理由

長年、遊戯王界隈では「エアー・ネオスは権利問題で消された」という噂があった。

ただ、以前までは明確な裏付けがほぼなかったが今回、訴訟記録そのものが掘り起こされ、この訴訟が“法廷外和解”で終わっている点。

つまり、

  • 詳細非公開
  • 条件不明
  • どちらがどこまで譲歩したか不明

もちろん Konami が公式に理由を説明したわけではない。

だから断定はできないし「リスク回避として封印した」という説にはかなり現実味が出てきた印象はある。アメリカの著作権訴訟って、日本感覚より遥かに重いケースが多いからね。

企業側としては、“勝てるかどうか”より、“争い続けるコスト”を嫌うことも珍しくない。

Weich氏本人の現在のスタンスがかなり意外だった

今回もう一つ驚いたのが、原告側だったGraig Weich氏本人の最近の発言。

本人はYouTube動画やインタビューに出演し、かなり丁寧に事情を説明している。

その中で語られていた内容が、想像以上に穏健だった。

発言内容 要点
使用停止要求について 「エアー・ネオスを消したかったわけではない」
当時の状況 インディー作家としてキャラを守りたかった
現在の考え 共存には前向き
金銭面 大金より認知を重視
遊戯王ファンへの感情 怒りや悲しみは理解している

特に印象的だったのが、「自分も日本文化やアニメが好き」という話。

敵対というより、「自分の創作を守りたかった」というニュアンスがかなり強かった。

このへん、自分は少し見方が変わった。

昔ネットだと、“エアー・ネオスを潰した悪役”みたいに語られることも多かったけど、実際にはそこまで単純な話じゃなかったのかもしれない。インディー作家にとって、オリジナルキャラって人生そのものだったりするからね。

巨大企業相手に声を上げるのも、相当な覚悟だったはず。今の環境で使えるかはさておき、再録がない=相場が異様に上がる理由にもつながる1枚がゆえに今後は相場も荒れそうですね……。

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