遊戯王GX世代のファンなら、一度は「なんでエアー・ネオスだけ異様に扱いが悪いんだ?」って思ったことがあるはずだ。
ネオス関連カードは次々と新規が出る。リメイクもされる。テーマ強化も続くなのに、なぜか E・HERO エアー・ネオス だけは長年ほぼ“存在しない扱い”に近かったのはなぜなのかという話題について。
発端は2008年の著作権訴訟だった
今回再注目されたのは、2008年に起きていた訴訟。
アメリカのコミック関連企業「Beyond Comics Inc.」と、その創設者であるGraig Weich氏が、Konami などを相手に提訴していたことが判明した。問題視されたのは、エアー・ネオスのデザイン。
原告側は、「エアー・ネオス」が、自身のオリジナルキャラクター「Ravedactyl」に酷似していると主張した。
特に指摘されていたのは以下のような要素だ。
| 比較ポイント | 指摘内容 |
|---|---|
| シルエット | 翼を広げたヒーロー型デザイン |
| 頭部デザイン | ヘルメット状の造形 |
| 配色 | 赤・白系統を主体にしたカラー |
| 全体イメージ | アメコミ風ヒーローの雰囲気 |
| 姿勢・印象 | 飛行型ヒーローとしての共通性 |
実際、比較画像を見ると「全然似てない」とも言い切れない絶妙なラインなんだよね。
ただ、自分も見た印象としては、“完全コピー”というより「アメコミヒーロー文脈でデザインラインが被った」ようにも感じた。
そもそも E・HERO 自体が、かなりアメリカンコミック文化をリスペクトしていたシリーズでだからこそ、この問題はかなり難しい。
【遊戯王エアーネオス起訴問題】
— シロクリボー (@shirokuriboh) 2025年4月18日
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※長いですが最後まで読んでいただけるとこの件に関する認識が変わるかもしれません。
※結論だけ申し上げますと、原告側はエアーネオスの復活にかなり前向きのようでした。
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※ I saw the whole interview with Graig and Ruxin34 and decided to post this… pic.twitter.com/uJ9s4EusC8
「エアー・ネオス封印説」が急に現実味を帯びた理由
長年、遊戯王界隈では「エアー・ネオスは権利問題で消された」という噂があった。
ただ、以前までは明確な裏付けがほぼなかったが今回、訴訟記録そのものが掘り起こされ、この訴訟が“法廷外和解”で終わっている点。
つまり、
- 詳細非公開
- 条件不明
- どちらがどこまで譲歩したか不明
もちろん Konami が公式に理由を説明したわけではない。
だから断定はできないし「リスク回避として封印した」という説にはかなり現実味が出てきた印象はある。アメリカの著作権訴訟って、日本感覚より遥かに重いケースが多いからね。
企業側としては、“勝てるかどうか”より、“争い続けるコスト”を嫌うことも珍しくない。
Weich氏本人の現在のスタンスがかなり意外だった
今回もう一つ驚いたのが、原告側だったGraig Weich氏本人の最近の発言。
本人はYouTube動画やインタビューに出演し、かなり丁寧に事情を説明している。
その中で語られていた内容が、想像以上に穏健だった。
| 発言内容 | 要点 |
|---|---|
| 使用停止要求について | 「エアー・ネオスを消したかったわけではない」 |
| 当時の状況 | インディー作家としてキャラを守りたかった |
| 現在の考え | 共存には前向き |
| 金銭面 | 大金より認知を重視 |
| 遊戯王ファンへの感情 | 怒りや悲しみは理解している |
特に印象的だったのが、「自分も日本文化やアニメが好き」という話。
敵対というより、「自分の創作を守りたかった」というニュアンスがかなり強かった。
このへん、自分は少し見方が変わった。
昔ネットだと、“エアー・ネオスを潰した悪役”みたいに語られることも多かったけど、実際にはそこまで単純な話じゃなかったのかもしれない。インディー作家にとって、オリジナルキャラって人生そのものだったりするからね。
巨大企業相手に声を上げるのも、相当な覚悟だったはず。今の環境で使えるかはさておき、再録がない=相場が異様に上がる理由にもつながる1枚がゆえに今後は相場も荒れそうですね……。
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