2025年7月1日現在、遊戯王OCGのカードでかつては20円~50円の廉価ノーマルカードとして取引されていた《儀式の準備》。しかし、2024年末に登場したTACTICAL-TRY PACK版(TTP1-JP083)のシークレットレアが、現在1,500円台から2,000円弱まで価格を伸ばし、じわじわと注目を集めています。
急騰の背景:「高レア需要」と「構築人気」
現在高騰しているのは、「TACTICAL-TRY PACK - 黒魔導・HERO・御巫 -」に収録されたシークレットレア版(TTP1-JP083)。このバージョンはノーマルとの性能差はないが、「儀式カテゴリを美麗に統一したい」「御巫や影霊衣などの構築で映える高レア仕様が欲しい」といったコレクター・プレイヤーの審美的な需要に支えられ、通常版との価格差を大きく広げている。
もともとシークレットレアはなかったので水面下での相場上昇でしょうか。
シークレット価格動向(2025年7月2日 時点)
ショップ名 | 販売価格 |
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メルカード、アメニティードリーム 他 | 1,580円 |
フルアヘッド | 1,620円 |
カーナベル(A) | 1,780円 |
遊々亭 | 1,980円(最高値) |
メルカード(亜シク) | 2,280円 |
一方、買取価格も上昇傾向で、BIGWEBが1,700円買取を提示するなど、カードショップの仕入れ競争も激化しています。
ノーマル版やN-Parallelとの価格差
一方、同カードの**ノーマル(複数版あり)やN-Parallel(パラレルレア)**は依然として低価格で安定。
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ノーマル版:20円~100円前後
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N-Parallel:50円~250円前後
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Rare(SOVR-JP057など):100円~400円程度
買取においても、ノーマルは1円〜3円程度。シークレット版との価格差は実に50倍以上となってるので相場は高騰は一時的? それとも定着かで悩む1枚。現時点では以下の理由から、シークレット版の高値は短期的なブームではない可能性もある。
かつては「ストレージ常連」とまで言われていた《儀式の準備》。そのカードが、ひとつのレアリティは儀式サポートが登場すれば、「儀式の準備」高レア需要は一層加熱する可能性もある。まだ持っている人は要チェック、そして安価で確保したい人は早めの動きをするか考えたい1枚ですね。