2025年7月に発売された【DOOM OF DIMENSIONS(ディメンション・オブ・ドゥーム)】にて新たに登場した《黒薔薇と荊棘の魔女ヘイト・ローズ・ウィッチ》。その名の通り、《ブラック・ローズ・ドラゴン》系列の植物族テーマをさらに掘り下げたカードであり、ローズファンや植物族デッキ愛好家の間で注目を集めています
本記事では、カードの詳細解説と、実際に使用したプレイヤーの生の声を交え、ニュース形式でその魅力と可能性を探ります。

このカードの評価や反応。弱点や対策などを紹介です。
《ヘイト・ローズ・ウィッチ》の基本情報と効果まとめ
シンクロ・効果モンスター
レベル6 / 闇属性 / 植物族 / 攻1600 / 守2400
素材条件:チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
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このカードがS召喚された時に、デッキ・EXデッキからそれぞれ1体まで植物族モンスターを墓地へ送る(EXからは《ガーデン・ローズ・メイデン》《黒薔薇の破滅竜》が主な対象)
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自分フィールドの植物族モンスターを効果破壊から守る永続効果
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このカードが墓地に存在し、フィールドのカードが効果で破壊された場合に自己再生
【ローズ・ドラゴン】と【アロマージ】のハイブリッド型に1枚採用するのかな。どうかなという効果。デッキから植物族を墓地送りできるのは強力。バルブを落とすだけでもいいしレベル7まではすんなりシンクロ召喚まで持っていけそうです。
まず(1)の墓地送り効果。特にエクストラから《黒薔薇の破滅竜》を落とすと、そのまま《薔薇恋人》や《茨の妖精》を落としてリクルートルートが確保できる。これは予想以上にテンポが良く、盤面形成がスムーズでした。
続いて(2)の耐性効果は《ブラック・ローズ・ドラゴン》などの全体除去系と併用しても自陣は無傷になるので、意図的に盤面を焼き払ってもアド損しない設計になっていて、永続で、対象耐性ではなく"効果破壊"全般ケアは便利。特に《ブラック・ローズ・ドラゴン》で場を一掃したあとの動きになるのかなと
強み・使いやすいポイント
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1枚でデッキ&EX墓地肥やしが可能
→ シンクロ展開の準備が整うのが早い -
植物族全体への破壊耐性付与
→ 防御札としても強力、継戦能力をサポート -
自己再生による継戦力アップ
→ 墓地にいればリソースとして再利用しやすい -
蘇生後も「邪魔にならないステータス」
→ 次のシンクロやリンク素材に適したレベル・攻守
弱点と対策
攻撃力1600と打点は控えめでアタッカーとしては非力。攻めには他カードが必要で破壊耐性は効果破壊限定。戦闘破壊・バウンス・除外などには弱い。特にニビルケアが出来ないとここからの展開で全部飛んでしまう。蘇生トリガーが“破壊”限定なのもバウンス環境やリリース処理主体のデッキには不発。対策としては《次元の裂け目》《マクロコスモス》で墓地利用を封じる手段や、《ハーピィの羽根吹雪》などで効果を止めるのが有効でしょう。
総合評価:地味ながら堅実。ローズに仕える黒魔女!
評価:★★★★☆(4.2/5.0)
《ヘイト・ローズ・ウィッチ》は、単体で完結した効果は持たないものの、「植物族」かつ「ローズ」テーマに特化したデッキでは非常に機能的な働きを見せてくれます。ローズデッキを強化したい人、植物族の地力を底上げしたい人には、ぜひ一度使ってみてほしいシンクロモンスターです。ただシンクロ縛りとキメラフレシアは相性が悪そう。どっちも採用できるメリットはあるとは言え、意外と墓地肥やしから除外につなげるためのパーツとして見る方が価値があるんじゃないかなーって。
